千葉県で千葉ロッテのスポンサーや海外にも事業所を置かれ従業員数
100名以上の不動産と建設を手掛けられておられる㈱オカムラホームさんが
今回佐倉市吉見町で、お客様とスタッフ又地域の方々とのコミニティーの
場所として古民家を再生し、遊んで学べる施設を建設されました!
今回プロジェクトの外回りを担当させて頂き、放置状態の里山を
違和感なく再生し、皆様に愛着を持って使って頂ける癒しの空間を
創るというコンセプトの元スタッフと職人の3名で乗り込んでまいりました!!
着工前は竹藪と雑草、枯れ木に覆われまずは伐採と草刈りからのスタート
でしたが地元の土木屋さんにご尽力頂きようやく工事を進められる状態に!
なるべく自然の環境を傷めない為に枯れた木や枯れかけの木以外は
極力残して竹藪の中で自生した雑木を移植し、前の家主さんが作られた
とみられる庭の灯篭や持ち込まれたトンコ石、又現地からの発生石や
アオキ、ヤブコウジなどの低木類も全て現地の物を使わせて頂きました!
半年前に根切りをし小根をふかした樹木も庭先に移植!
竹藪の中で光を求めて自生した木だけあってパワーを感じます、
高さ8M位の樫の木ですが卸で買ったら15万はするはず(^-^;
離れからの景観も配慮し!
以前塀として使われていたであろう残されていた大谷石を飛石に利用し
トンコ石を敷き詰めその隙間にアオキやヤブコウジツバキやツワブキ
等の下草をあしらい見せ場を作りました。
通常の植栽工事は植物が色々な地域から持ち込まれその土地の環境に時間を
掛けて馴染む物や馴染み切れず枯れていくもの又生気を失いつつも辛うじて
生き続けるもの様々ですが、本当に人の目に触れて感動できるものや人間の五感に
感じる本来植物の放つパワーは元々の生育した環境で生き生きと育った植物
にのみ有るという事を改めて実感させて頂きました、
今回の里山プロジェクトは現地の物を生かし現地の植物を時間を掛けて移植し
手間暇をかけた作庭です、作りたての美しさは有りませんが多分訪れる方
皆さんが何となく癒されたり懐かしく感じられたり愛着を持って頂いたり
されると思います、それは植物やその土地にストレスを感じさせること無くその
土地や植物のパワーを生かす事が出来たからだと思います。
オカムラホーム様又スタッフの方々県外からお声がけ頂きこのような機会を頂いた
上に色々と私共のわがままをお聞き頂き滞在中はお世話やお気遣いを頂いて
本当に感謝いたしております、
ありがとうございました。